12月9日、国立国際医療センターにおいて「医療解剖合同慰霊祭」が行われた。通常遺族のみの参列となるようだが御遺族と病院の厚意により出席させていただくことが出来た。昨年10月から今年9月までの1年間に遺族の同意のもと,病理解剖にふされた83名の方の名が読み上げられ、その中に4月に亡くなった私の友人の名もあった。葬儀に間に合わなかった(亡くなった事を後から知った)事実に対する言いようのない気持ちがこれで少しは救われた気がした。また祭壇に献花する際、後方に多くの医師、看護士が立ったまま列席していらっしゃる事を知り感謝の気持ちで一杯になった。
式典後、故人の姉夫婦に歓談の時間を割いていただくこともできた。病に倒れる前後の話、姉夫婦の知らない若い頃の話などお互いに語り合う事ができ、これまた感謝,感謝の一時でした。
そうか、君はもういないのか。