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バディ.コバヤシ
<ハワイ音楽の歴史を5曲で乱暴に俯瞰> 1)To The North On The KAM. Hwy. 「キャム・ハイウエイを北へ ボブからの呼び出し(Bob's Callin') 〜KIKI83 ウギー・クーパー・ショウ (KIKI83 Oogie Cooper Show)〜グッドナイト&グッドモーニング /セシリオ&カポノ」 アルバム「ノースショア・ドリーミン」1978年 (レコードA面2曲目) ノースショアにビッグウエイヴが来てるよ、と友達からの電話に誘われ、車で波乗り に向かうシーンを音像で表現したトラック。 ワイキキからだとハイウエイ1に乗り、パールシティを超えてすぐの分岐で、カメハ メハ・ハイウイに乗り換えて北へ。ドールのパイナップルプランテーションを横目に 走ると、なだらかな下り坂が現れ、ハレイワの海が見渡せます。かなり心が高揚しま す。 ハレイワはサーファーの聖地とされていますが日系のマツモト・グローサリ・ストア、 アオキズ・ショイブドアイス、フジオカズ・スーパーストアなどがあり、チャンプルー 度も満点。クジャクも歩いていたりします。 で、ここでラジオからかかる設定の曲は、コンテンポラリー・ハワイアンの旗手と して'74年にデビューしたセシリオ&カポノ。「グッドナイト&グッドモー ニング」 は'75年のアルバム「エルア」収録。彼らのオリジナルではなく、ホール&オーツの 曲です。 2)ホノルルシティライツ(Honolulu City Lights」 /ケオラ&カポノ・ビーマー(Keola & Kapono Beamer) アルバム「ホノルルシティライツ/」1978年(CD1曲目) 現在ではスラックキー・キターの大家として、数々の教則本を出したり、アルバムが ハワイのグラミー賞であるナホク賞を受賞する兄弟。これは1978年のアルバムで、ハ ワイで一番最初にCD化されたアルバムだといいます。 映画「ビッグウエンズデイ」で使われた曲も収録されていますが、今回はタイトル曲 の「ホノルルシティライツ」を。メインランドへ旅立つ直前、ホノルル空港での心象 風景が描かれています。主人公は、友人たちから贈られたレイを身に付けています。 3)ハセガワ・ジェネラル・ストア(Hasegawa Genelal Store) /ハウナニ・カハレワイ(Haunani Kahalewai) アルバム「ハウナニ・カハレワイ」ベストアルバム(CD10曲目) セシリオ&カポノはロック思考、ケオラ&カポノ・ビーマーはトラディショナル思考 ですが、共にメジャーデビューした'70年代。フラ、ハワイアンフード、ハワイ語な ど、ハワイの歴史を見直し、再発掘するという動きが活発だったようです。ハワイア ン・ルネサンスなどとも称される時代です。 ハワイがアメリカ合衆国に併合されたのが1898年ですが、50番目の州になったのは時 を重ねた1959年。ちなみに東京ーホノルル間にジャンボジェットが就航したのは1970 年です。 ハワイアン・ルネサンスの動きはハワイの先住民がアメリカの先住民として、1974年 に公式に認められた、というのが大きかったようです。 ハワイアン・ルネサンスの前のハワイ音楽は、観光素材としての役割が強かったよう です。ハワイ王室の人々が作った曲に加え、ハワイ生まれではない白人が作る歌も多 く生まれました。それらの曲は「ハパ・ハレ オ・ソング」、つまりハワイの人の感 覚にはないタッチを持ったハワイアンソングとカテゴライズされていあmす。 1935年にスタートしたラジオ番組「ハワイ・コールズ」がそんな歌を世界に発信した ようです。飛行機ではなく、マトソンラインと呼ばれた客船でサンフランシスコーホ ノルル間を移動していた時代、アロハタワーがハワイで一番高い建物だった時代、ア ロハシャツという言葉がエラリーチャンにより商標登録されたのは1936年。そんな時 代です。 その「ハパ・ハレオ・ソング」から1曲。オーケストラのリーダー、ポール・ウエス トンがマウイ島のハナを訪れたときに、その町で営業していたハセガワ雑貨店を気に 入り、作った曲。日系人のお店なのに、曲のイントロはチャイニーズ風というのもエ キゾチックで和みます。シンガーはハワイ・コールズでも活躍した女性シンガー、ハ ウナニ・カハレワイです。 4)ウリリE(Ulili E)/ギャビー・パヒヌイ(Gabby Pahinui) アルバム「ギャビー・パヒヌイ・ウィズ・ザ・サンズ・オブ・ハワイ」1962年(CD9曲 目) 先ほどのハワイアンルネッサンスの時代、音楽の分野ではウクレレのエディ・カマエ、 スティールギターのデイブ・ロジャース、ベースの ジョセフ・マーシャル、そして ギターのギャビー・パヒヌイが結成したサンズ・オブ・ハワイがムーブメントを牽引 したようです。 特にギャビー・パヒヌイは、ハワイ人としてのプライドを持ち、観光音楽の意識から 解放された人として、多くの人からリスぺクトされ、影響も多大でした。'70年代の 人、例えばサマーのようにフュージョン系のバンドをやっていて、音楽的には影響は なくても、ヒーローであると語っています。ライ・クーダーもギャビーに魅せられた ひとりで、お互いのアルバムに客演しています。 ワイナマロの自宅の庭で息子達や友人達を集めて演奏している写真からも伺えるよう に、マイペース、のんびりユルユルというのも、ひとつの重要なキーワードではない でしょうか。 1960年代の「サンズ・オブ・ハワイ」名義のアルバムから、ハワイの海鳥のことを歌っ たトラディショナル「ウリリE」を。冒頭のエディ・カマエのウクレレもいい感じで す。 5)天国からカミナリ (Tengoku Kara Kaminari/Thunder form Heaven) /イズラエル・カマカヴィオレ(Israel Kamakaviwo're) アルバム「E ALA E/イズラエル・カマカヴィオレ」1995年(CD5曲目) '70年代後半になると、メインランドの音楽ムーブにハワイ音楽も同調し、フュージョ ン、レゲエとハワイアンを融合したジャワイアンなど、ハワイの伝統音楽から少し距 離をおいたような感になります。 しかし、'90年代を迎えると、ケアリー・レイシェル、マカハ・サンズ・オブ・ニイ ハウなどが、トラディショナル音楽への回帰、再生へと動き出します。 ケアリー・レイシェルはいま妻夫木君のケータイのテレビCFで「なだそうそう」をハ ワイ語で歌っている人です。この前、2枚組のベストアルバムが出て、 僕はたまた まカウアイ島のヒロ・ハッティで買いましたが、その時レジのおねえさんが「あら、 新しいの出たのねえ」なんてしばし手をとめてジャケットを眺め、ウットリしていた ほど、人気なようです。 マカハ・サンズ・オブ・ニイハウには、ウクレレ奏者のイズラエル・カマカヴィオレ が在籍し、後に独立。5枚ほどのソロ・アルバムを出しています。今回はイズのアル バムから、相撲取りを題材にしてヒットした「天国から雷」です。 <ビジターが作るハワイの歌を5曲> 6)夢のハワイ(Hawaii) /ザ・ビーチボーイズ(The Beach Boys) アルバム「サーファーガール/ザ・ビーチボーイズ」 1963年(レコードB面2曲目) ハワイ人以外のミュージシャンが歌うハワイアンソング、1曲目はビーチボーイズ。 曲名はズバリ「HAWAII」。声が変わるまえのブライアン・ウィルソンのファルセット・ ヴォイス炸裂、マイク・ラブとのヴォーカル・コンビネーションなど、もうライブで は聞くことのできない極上サウンドが、ここに記録されています。ライブ録音も残さ れていますが、1963年アルバム「サーファーガール」のオリジナルを聴きましょう。 7)コナ・コースト(Kona Coast) /ザ・ビーチボーイズ(The Beach Boys) アルバム「M.IU.アルバム/ザ・ビーチボーイズ」1977年(CD4曲目) もう1曲、ビーチボーイズです。ビーチボーイズは「ペットサウンズ」「スマイリー スマイル」の商業的な失敗以後、低迷の時期を走り続けます。ブライアンの引きこも りがその要因で、メンバーは幻のアルバムとされたアルバム「スマイル」から曲を引っ 張り出してリサイクルします。 ここで紹介する「コナコースト」が収録されている「M.IU.アルバム」は当初クリス マスアルバムとして企画され録音されますが、レコード会社から拒 否されて作り直 したという経緯があります。 「コナコースト」は、クリスマスアルバムの時には、ハワイ語で「メリークリスマス」 を意味する「メレカリキマカ」という曲でした。おまけに、先ほどかけた「夢のハワ イ」の「ホノルル、ワイキキ」と歌う箇所のメロディと歌詞も登場する徹底したリサ イクルソング。でも、内容はかなり充実してます。 8)ワイキキの休暇(Holiday in Waikiki) /キンクス(kinks) アルバム「フェイス・トゥ・フェイス/ザ・キンクス」1966年(CD8曲目) イギリスのひねくれバンド、キンクスがリリースした1966年、通算4枚目のアルバム から「ワイキキの休暇」を。 ビーチボーイズが脳天気に、ハワイって、いいよなあ、と言ってるの対して、リーダー にして作者であるレイ・ディヴィス先生は、「ウクレレが30ギニーも するし、泳ぐ にもお金が必要で、フラダンサーのスカートもプラスティック製」と皮肉をかまして おります。ハワイ公演の時に、あまりハワイの印象がよくなかったからだとか。ま、 ハワイは地元の人も物価が高い、と嘆く場所でもありますが。 冒頭の波のSE、ドラムの響きが観光ハワイ的で、レイの弟、デイブ・デイヴィスがガ レージ的、かつサーフィンロック的な音を聴かせてくれます。 9)ホノルル(Honolulu)/マイケル・マーフィ(Michael Murphey) アルバム「コズミック・カウボーイ・サヴァイヴァー」1973年(レコードB面4曲目) 現在、カントリーミュージック界で、ソングライター、シンガーとして活躍している と伝えられるマイケル・マーフィ。 '70年代に彼が作った「コズミック・カウボーイ」はニッティ・グリッティ・ダート・ バンドに取り上げられてヒットし、僕も大好きな歌でした。 このアルバム「コズミック・カウボーイ・サヴァイヴァー」は1973年のアルバムで、 「コズミック・カウボーイ」が収録されているとうことで、昨年やっと買いました。 そして、B面の4曲目に見つけました、ハワイソングを。 ジャケットのイラストにもあるように、西部の町からハワイへ休暇旅行に行った人の ことが歌われています。アロハシャツ、ムームー、ヴォルケーノなんてハワイ的な単 語はもちろん、「アロハオエ」の歌詞とメロディまでも出てくるアコースティックな 歌です。ワイキキ・ビーチの夕景を思い浮かべてしまいます。 10)ラハイナ(Lahaina)/ロギンス&メッシーナ(Loggins & Messina) アルバム「フルセイル/ロギンス&メッシーナ」 1973年(レコードA面1曲目) 最後はロギンス&メッシーナの1973年アルバム「フルセイル」から「ラハイナ」とい う曲を。 ラハイナはリゾートホテルが集結するカアナパリから車で10分くらいのところにあ る、マウイ島の古都。海沿いに木造の建物が並ぶ町で、かつては捕鯨船の中継基地と して栄えたといいます。 曲調は、ハワイアンというより、カリプソタッチの小品。太い声が途中ではいるとこ ろは、「ママはダンスを踊らない」の「車から出てきな、ロングヘア」なんてところ を、思い起こして、そこもまた心が和みます。 bar461
by bar461
| 2006-02-27 12:08
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