ここまで行ったら誰もついて来てくれないか?昭和歌謡の名曲「ふるさとのはなしをしよう」1965年/昭和40年。北原謙二のノン・ビブラートカントリー唱法が胸をつきます。好景気を背景に地方の若者が都市に集まり、様々な出会いをもたらしました。後のディスカバー・ジャパン歌謡(私の城下町など)の下地とも言えるでしょう。各々の胸の仲に(たとえ都市生まれであったとしても、あるいは幻想でしかないにしろ)あるはずの、あったはずの故郷。まさか天災と人災のダブル災害で本当に喪失してしまうとは・・・あの日から一ヶ月。黙祷。